幼少期の性の問題

今回はちょっと、ノスタルジックな話をしたい。
多くの人が幼い時から性を体験する。
性の体験といっても広義であるので、
性とは肉体の結合以外のことも含めて指すことにしよう。

私の性の目覚めは小学生低学年。
当時は流行っていたジャニーズのアイドルグループの一人にご執心であった。
音楽番組やバラエティ番組には欠かせない彼ら。
まさにテレビの黄金時代を築いていた。

クラスメイトの女の子達も彼らに夢中。
彼らと授かる想像上の子供の名前を考えるようなぶっとんだ子もいた。

私も消しゴムに好きなアイドルとの相合傘を書いて、
消しゴムのフィルムケースでそれを隠した。
誰にもばれずにこの消しゴムを使い切れば、
この相合傘は真実になる。

そんなジンクスを信じていた。
そんな初心でピュアな少女だった。

そして当時も今も、レズビアンでもなければ、バイセクシャルでもなかった。
そこらへんに余多いるアイドル好きの女の子だったはずだった。
しかし、私は若干奇妙な道に進んでいった。

今でも理由がわからないのであるが、
当時仲の良かった女の子の家へ通い、
その女の子とお互いの身体をまさぐる関係になっていた。
布団の中でお互いの身体に触れあって、

半裸で本格的にちちくりあっていたのだ。

もちろんセックスの仕方も知らない年頃である。
男性のなにがしが勃起することも、
自分に肛門以外にも穴があることも、
当時の私達は知らない。

お互いアイドルをこよなく愛す2人。
どれだけ尻を舐め合ったとしても、お互い唇同士を重ねることはなかった。
自分達の唇はそれぞれのジャニーズの彼にとっておきたかった。

それから大人になってふと気づくのである。
私の最初のB体験は女友達だったのだと。

もう出会わなくなっていた彼女も、
この黒歴史を覚えていたら、
きっと後悔しているだろう。

今でも彼女の身体にうっすら蒙古斑が残っていたことを、
鮮明に記憶している。

幼少期の性の話をしたら留まることを知らない。
誰もが無垢であり、罪もなく、恥ずかしさもなく、
そして自分達の性器に興味が湧いてしかたがないのだ。

その後も、多くの不思議な性の体験をした。
自分の陰部にガン消しを挟めという謎のガキ大将(女子)の命令に従ったり、
公衆トイレの中でパンツを脱がされ、高学年の小学生に集団で陰部を観察されたりと。
今思えば「なかなかの経験をしたな。」と思う。

すべてそれが良いことかも、悪いことかもわからずに、
性の探求をお互いにしていたのだと思う。

親が聞いたら発狂しそうなエピソードであるが、パンドラの箱のように開封されることなく、このような経験をしている人は割と多いのではないかと思う。

今思えば、自分の変態のベースはこの幼少期に培わられたものなのかもしれない。
今回は、そんなノスタルジックなお話。
誰もが持っている秘密の話。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA