ひとりエッチをする時に、Gスポットなんて特に意識をしていなかった。
いつも栗への刺激に終始し、マンネリしたひとりエッチだったかもしれない。
しかし、この「おひとりさまの充実した性活」ブログの開設を機にGスポットを意識したひとりエッチの実践をしてみようと決意した。今回はその報告をしたいと思う。
大昔、彼氏に手で陰部を刺激してもらい、一度だけ潮吹きというものを体験したことがある。その時は膣の中がなんともいえない切ない感じと、排尿感に襲われた。とても気持ちよかったことをよく記憶している。当時の彼が強く刺激してくれた膣の奥。そこが私のGスポットなのだろう。
過去の記憶をよく思い出してみる。確か彼は、指に角度をつけ、私の膣の奥の上部を中指と薬指の腹で高速に摩擦してくれていた。時には人差し指が仲間入りすることもあったと思う。
はたしてこの行為を、一人で実践することができるのだろうか。
まず、膣の奥に届くための指の長さが不十分である。また、自分自身で行うと、手首を捻った状態で出し入れする必要があるため、手首へのストレスが大きい。
ともかくも、一応実際やってみた。
そして、案の定「これじゃない」と思うのである。
充分な長さがあり、ある程度角度もつけることができる代物。
頭に浮かんだものは、私の頼れるお友達の存在。私の素敵なおもちゃ達だ。
今自分が持っているバイブの中で、ちょっと角度がついた子を選んだ。その子は素敵にも栗をも刺激してくれる機能付きである。どうやらこの子は今更ながらだが、Gスポットを刺激するためのいい塩梅の角度で作られているようである。
お友達に潤滑油をつけ、準備は万端。
いざ出発。
潤滑油のおかげで容易に最奥に進めることができた。お友達をそのまま水平に出し入れしてみる。
しかし、ここではないようである。
お友達の角度を変えながら、出し入れしてみる。
そして、「ん?これは??」
10数年前に出会った、例のせつなさが自分を襲った。
奥までお友達をすすめ、そこで角度をつけた上方部分。
どうやら私のGスポットは、そこにあった。
灯台下暗し。私のG様は、こんな近くにちゃんと存在していた。
無事にG様との再会を果たし、寂しがっていた栗と一緒に、みんなで大いに遊んだ。
私のお友達は、両方に程よいバイブレーションを与えてくれる優秀な子。
今までこんな優秀な機能を使いこなせていなかった。快楽と同時に、お友達に申し訳なく思った。
これが私のGスポットジャーニーである。
人によってG様の場所は異なるようであり、もしかしたら未だに自分のG様に出会えていない人もいるかもしれない。
しかし、おひとり様の私でも、お友達と一緒にG様に再会することができた。
ぜひ、あなたも、G様に出会えることを祈る。